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18年の梅毒患者が5811人に この20年で最多

国立感染症研究所は13日、主に性的接触でうつる梅毒の今年の患者報告数が5811人になったと発表した。昨年の速報値5770人を超え、現在の方法で集計を始めた1999年以来で最多の年になることは確実。放置すると最終的には脳や心臓に合併症を起こし、妊婦の場合は流産や胎児の障害につながる恐れがある。厚生労働省は検査を通じた早期発見や、コンドームによる予防を呼び掛けている。

梅毒の患者は女性が20代、男性は20〜40代に多い。4日までの1週間に76人が報告された。都道府県別では東京が1474人と突出している。増加傾向は2011年から続いているが、原因ははっきりしていない。

厚労省は来年から、医療機関に求めている患者報告を詳しくし、感染経路に応じた集中的な啓発を行う方針だ。

また首都圏を中心に流行する風疹は、4日までの1週間に新たに154人の患者が報告された。週に100人を超える報告が9週続いている。

梅毒の原因は梅毒トレポネーマという細菌。抗菌薬で早期に治療すれば完治するが、症状が出てもしばらくすると消えるため、感染に気付かないまま他人にうつす可能性がある。また、一生にわたる免疫ができず、再び感染する危険性も高い。

感染すると、約3週間で菌が入った肛門や性器、口にしこりができる。一度消えた後も菌は全身に広がり、1〜3カ月後に手足などに発疹が出る。治療しなくても症状は消えるが、何年もしてから臓器に障害が現れる。


2018/11/13 17:51
日本経済新聞より

2018.11.13 

梅毒2年連続5千人台…感染3週間で「しこり」

国立感染症研究所は10日、性感染症の梅毒の感染報告者数が、今年1月から9月30日までの累計で5081人になったと発表した。年間の感染者数は、昨年の5824人(暫定値)に続いて5000人を超えた。

 今年は、44年ぶりに5000人台を記録した昨年を上回る勢いで増えている。都道府県別では、東京1284人、大阪874人、愛知338人など、都市部で多くなっている。

 梅毒は性的接触を通じて感染する。3週間程度で感染した部分にしこりができるなどし、その後、手足など全身に発疹が出る。症状は治まったり再発したりを繰り返す。

 抗菌薬で治療できるが、放置すると脳や心臓などに異常が出る恐れがある。妊婦が感染した場合、胎盤を通しておなかの赤ちゃんに感染し、死亡することもある。

 予防するには、コンドームを使用し、粘膜や皮膚が直接接触するのを避ける。それでも完全に防げるわけではなく、感染が疑われる場合、早めに医療機関を受診する。


2018年10月10日 11時33分
YOMIURI ONLINEより

2018.10.11 

プラセンタ(ラエンネック)注射、再開のお知らせ

いつも予防会 横浜クリニックをご利用頂き誠に有難うございます。

プラセンタ(ラエンネック)注射を再開致します。

プラセンタ(ラエンネック)注射は製造メーカーによる安全性確認の為、「使用差し控え」となっておりましたが、製造メーカーより安全性の確認が取れた事の通知がありました為、本日より再開致します。

ご利用の皆様へはご不便をお掛けしました事、誠に申し訳御座いません。
皆様のご来院お待ちしております。

2018.9.18 

梅毒、半年で3200人 最多の昨年上回るペース

 性行為などで感染する梅毒の6月までの患者数が3236人に上り、昨年同期の2613人を大きく上回ったことが国立感染症研究所の集計で分かった。日本医師会は5日、「近年の患者の急増は驚異的だ」と注意を呼び掛けた。
 今年4〜6月は1735人で、1〜3月の1501人から増加。このままいくと今年1年間の患者数は6000人を超え、現行の集計方式となった平成11年以降最多だった昨年の5820人を上回るのは確実とみられる。

 今年4〜6月の都道府県別の患者数は、東京の445人が最多。昨年同期の491人よりは減少した。一方、2番目に多い大阪は302人で昨年同期192人から大幅に増えた。さらに愛知、神奈川、兵庫、福岡の大都市圏が続いた。

 女性は20代前半の若い世代に極端に患者が多い。男性は20〜40代を中心に幅広い年代で報告がある。

2018.9.5 20:23 産経ニュースより

2018.9.7 

お盆期間中の診療日程

いつもご利用頂き有難う御座います。

当院は、お盆期間中(8月13日〜8月18日)も通常通り診療を行っております。

受付時間も変更は御座いません。

皆様のご来院をお待ちしております。

2018.8.13 

若者の新規HIV感染者年間25万人、3分の2は女子:ユニセフが「HIV/エイズ報告書」

1時間ごとに約30人(年間25万人)の若者が新たにHIVに感染

 ユニセフ(国連児童基金)は2018年7月、「子どものHIV/エイズ対策の中心にいる女性たち(Women: at the heart of the HIV response for children)」という報告書をアムステルダムで開催された国際エイズ会議で発表。2017年には1時間ごとに約30人(年間25万人)の15歳〜19歳の若者が新たにHIVに感染、その3分の2を女子が占めていることを明らかにした。

 報告書によると、昨年だけで13万人の19歳以下の子どもと若者がエイズ関連で死亡し、同時に1時間に約50人という割合に相当する43万人が新たに感染した。

 エイズの流行の負担を負わされ続けているのは若者で、彼らに支援を届けることができないことで、過去20年に世界がエイズの流行に取り組み達成した前進を減速させることになると指摘している。
若者のHIVの5人に3人が女子

・300万人いる0歳〜19歳のHIV感染者のうち、青少年(10歳〜19歳)が約3分の2を占める。

・2010年以降、おとなも含めたあらゆる年齢別グループでエイズ関連の死亡者数が減少しているのにも関わらず、15歳〜19歳の若者グループだけは死亡者数が減っていない。

・2017年にHIVと共に生きる15歳〜19歳の若者の数は約120万人で、その5人に3人は女子。

 女子の間で感染が拡大している理由として、年上の男性を相手に含めた若年齢での性交渉、強制された性交渉、性交渉に関して交渉する力不足、貧困、秘密を厳守するカウンセリングおよび検査が受けられないことが挙げられている。

 ユニセフ親善大使のアンジェリーク・キジョー氏は、報告書内のエッセイの中で以下のように語っている。「私たちは、女の子と女性が性交渉で稼がなくてもいいように、経済的に十分安定させる必要があります。彼女たちが確実に、HIVがどのように伝染し、どのように感染を防げるかに関する正しい情報を得られるようにしなければなりません。もちろん、彼女たちが健康に生きるために必要なサービスや医薬品を得られるようにしなければなりません。そして何よりも、女の子たちと女性たちをエンパワーすることに注力しなければなりません。多くの場合、教育がその最適な方法です」
ユニセフは若者を対象にした「ライフスキル」プログラムを展開(ジブチ)(UNICEF)
ユニセフによるイニシアティブ

 ユニセフではエイズの流行を防ぐために、UNAIDSなどのパートナー団体と協力し、いくつかのイニシアティブを開始してる。

例えば「若者のエイズを撲滅するための『All In』(All In to End Adolescent AIDS “ALL IN”)」は、世界でHIVと共に生きる若者の数が最も多い25カ国の若者を支援することを目標にしている。また「母子感染ゼロ、新規感染ゼロ、エイズ・ゼロ(Start Free, Stay Free, AIDS Free)」は、2020年までに若者と若い女性のエイズ新規感染者の数を10万人未満に削減することを目標としている。さらに「HIV感染予防2020年ロードマップ(The HIV Prevention 2020 Road Map)」では、刑罰法規や適切なサービスの不足などの構造的な障壁に重点を置き、またコミュニティの果たす役割を明確にすることで、HIV感染予防を迅速に実施するための行動計画を策定している。

 報告書によると、これらのイニシアティブが、それ以前のものも含めて、母子感染の予防に顕著な成果を導いた。2010年〜2017年の間に、0歳〜4歳の新規感染者数は3分の1減少。現在HIVと共に生きる妊婦の5人に4人は、彼女たちの健康状態を保ち、また赤ちゃんが感染する危険を軽減するための治療を受けている。特に長い間エイズ危機の中心であったアフリカ南部地域で、ボツワナと南アフリカにおける母子感染率は5%まで下がり、HIVに感染している女性の90%以上が有効なHIV治療を受けている。ジンバブエ、マラウイ、およびザンビアの妊婦の100%近くが、自身のHIV感染の有無を知っている。
「この闘いは、まだまだ続く」

 ユニセフ事務局長ヘンリエッタ・フォア氏は「このような状況は保健の危機であると同時にユニセフの危機でもあります。ほとんどの国では、女性と女の子は、情報やサービスを得ることができず、また安全でない性交渉を断る力を持っていません。HIVは最も弱い立場にあり、疎外された人々の間で広がり、その危機の中心に置かれているのは10代の女の子。エイズの流行により最も影響を受けるのは、感染者の数としても患者の世話を主に担うものとしても女性であり、エイズ撲滅の闘いの中心にこれからも位置づけられるべきなのです。この闘いは、まだまだ続く」とコメントしている。

Yahoo! JAPANニュースより 7/28(土)

2018.7.30 

7/21(土)診療時間変更のお知らせ

7/21(土)の午後の診療時間は15:00までとなります。
ご迷惑をお掛けしますがご了承の程、宜しくお願い致します。

2018.7.13 

検査結果報告時間について

いつも受診いただき誠に有難うございます。

7月2日より検査結果報告が受診いただいた翌日の
19時以降にインターネットで確認できるようになりました。

※再検査や受診内容によっては受診後、2日目以降の結果ご報告となります。
 詳しくはスタッフまでお問い合わせ下さい。

2018.7.2 

梅毒感染、知らぬ間に 地方都市や若い女子にも広がる

朝日新聞デジタル 2018年6月27日11時00分

性行為などで感染する梅毒の増加が続いている。昨年は44年ぶりに報告数が5千件を超し、今年も昨年を上回るペースという。地方都市や若い女性にも広がる。感染に気づきにくいため人にうつしやすい。自分とは無関係と思わずに予防を心がけ、心当たりがあれば検査を受けることが大切だ。

梅毒の母子感染が増加 「妊娠の有無」届け出を義務に

 関東地方の20代女性は風俗店で働いていた昨年初め、民間会社の性病検査で梅毒に感染しているとわかった。数カ月前、全身に赤い発疹が出たが1週間ほどで消失。「じんましんかな」と思い、病院には行かずに働き続けていた。

 検査の後すぐに病院へ行き、処方された抗菌薬ペニシリンを1カ月間使って治った。仕事はやめた。店の客には家族を持つ男性も多く、「自分が知らないうちに感染を広げていたかと思うと申し訳ない。従業員に定期的に性病検査を受けさせない店は取り締まってほしい」と話す。

 原因は「梅毒トレポネーマ」という約0・01ミリメートルの細菌。性器や口の粘膜、皮膚に感染し、性行為などでうつる。国内の患者は報告制度を始めた1948年に22万人。ペニシリンの普及や風俗業の規制強化で激減し、90年代半ばからは年1千人未満で推移したが、この5年で急増している。
患者数、3年で3・5倍に

 国立感染症研究所のまとめによると、17年の患者は5829人で、14年の約3・5倍。この間に患者が2倍以上増えた都府県は38に上る。高松市は7倍(17年49人)、青森県は31倍(同63人)と急増している。

 青森県の担当者は「男性患者は20〜50代以上まで各年代にばらけるが女性は10〜20代が多い。原因は全く分からない」と話す。性感染症の患者を多く診る松木泌尿器科医院(高松市)の松木孝和院長は「増加の原因は診断技術の向上という意見もあるが、患者は間違いなく増えている」と指摘。「外国人も含めて風俗店に通う客の増加が関係しているのではないか」とみる。

 一方、日本家族計画協会理事長の北村さんは「SNSで知り合った相手と気軽に性行為をするなど、若い人の行動変化も一因かもしれない」と語る。
母子感染、流産・障害の恐れ

 梅毒は、感染から数週間後に性器や口の感染部位にしこりや潰瘍(かいよう)ができる。ただ、治療しなくても症状が軽くなるため見過ごされやすい。数カ月後には全身の皮膚や粘膜に赤い発疹が出現。このときも治療せずに消えることがあるため、知らずに他人にうつしたり、治療が遅れて、記憶障害やまひなどの神経障害につながったりする恐れがある。

 予防には、不特定多数の人との性行為を避けることが重要だ。性行為の際は最初からコンドームをつけると、感染リスクを減らせる。日本性感染症学会副理事長の石地尚興(いしじたかおき)・東京慈恵会医大教授(皮膚科)は「リスクのある性行為は避け、感染が心配なときは検査してほしい」と訴える。感染の有無は血液検査でわかり、地域によっては保健所で無料で受けられる。

 治療には抗菌薬が有効だ。ただし最長で12週間飲み続ける必要があり、「途中で断念してしまう患者もいる」と性感染症に詳しい産婦人科医の北村邦夫・日本家族計画協会理事長は指摘する。厚生労働省によると、海外では1度の注射で済む薬が使え、世界的に標準治療となっているという。現在、厚労省はメーカーに開発を要請している。

 患者の大半は成人男性だったが、今回の流行では20〜30代の女性にも広がる。妊娠した女性が感染すると流産や死産したり、赤ちゃんの肝臓や目、耳に障害が起こったりする「先天梅毒」になる恐れがある。厚労省によると、先天梅毒の赤ちゃんは13年に4人だったが16年は14人。厚労省研究班の報告書によると、11〜15年の間に赤ちゃん20人がなり、うち3人が死亡、3人に後遺症があったという。

 厚労省は4月、梅毒に感染した妊婦の早期治療につなげようと、診断した際に医師に義務づけている届け出の項目に「妊娠の有無」を加える方針を決めた。また風俗業の従事歴なども項目に加え、感染経路を分析する方針だ。

2018.6.28 

エイズ かつて死の病、今は早期発見で治療可能に

朝日新聞 2018年5月18日06時00分
弘前大学医学部付属病院輸血部診療教授 玉井佳子

エイズは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染によって引き起こされる病気で、はじめての患者は1981年に米国で見つかりました。正式名称は、「後天性免疫不全症候群」(AIDS)といいます。HIVは、私たちの抵抗力(免疫)の司令塔的役割を担っているヘルパーTリンパ球(CD4陽性リンパ球)に感染して死滅させ、免疫不全状態にしてしまいます。

免疫が機能しない結果、通常では問題にならないような弱毒性の病原体に感染(=日和見感染)するようになります。代表的な23の指標となる病気を発症した時点で、エイズを発症したと診断されます。HIV感染症とエイズは異なる状態を示すものなので、区別する必要があります。

主な感染経路としては、性行為感染、血液感染、母子感染があります。全体の約90%が性行為感染です。性行為感染の多くは男性の同性間性行為ですが、異性間の性行為でも感染

します。予防にはコンドームの使用が有効です。まれに静注薬物使用(違法薬物使用時の針の回し打ち)での感染が報告されています。極めてまれに輸血による感染の可能性がありますが、通常の日常生活で唾液(だえき)や汗などから感染することはありません。

HIVに感染したことに気付かずにいると、帯状疱疹(ほうしん)や口腔(こうくう)内カンジダ症などの免疫機能が低下した場合に発症する疾患に反復してかかりやすくなったり

、慢性の下痢や体重減少、原因不明の発熱を生じたりします。肺炎(ニューモシスチス肺炎)や結核の発症も多いので、頑固なせきが持続する場合はHIV感染症の可能性も考えなければいけません。

20世紀は「エイズ=死の病」と考えられていました。しかし、HIVによく効く治療薬が開発されたことで、現在は感染を早期に発見し、治療を受ければ普通の生活を送ることが可能です。エイズ、HIV感染症はもはや死の病ではありません。

感染の疑いがある場合には早めに検査を受けてください。県内の保健所では匿名・無料でHIV検査を実施しています。感染が判明した場合には全国に約380カ所あるエイズ拠点病院(青森県では青森県立中央病院、弘前大学医学部付属病院、八戸市立市民病院、国立病院機構弘前病院の4病院)を受診して治療を受けましょう。詳細は、青森県庁ウェブサイト(青森県STOP AIDS)をご覧ください。

皆さんは、日本にどれくらいのHIV感染者がいるのかご存じでしょうか。

2016年末時点での累積報告件数は、血液製剤による感染例を除き約2・7万件です。16年の新規HIV感染者報告件数は1011件、エイズ発症報告件数は437件です。先進国でエイズ発症者が減少していないのは日本だけです。

1日に約4人が新規感染者として見つかっていますが、検査を受けていない感染者は、もっとたくさんいるはずです。17年3月に厚生労働省は「約5800人がHIV陽性を知らずに日本で生活している(潜在的HIV陽性者)」という推計を発表しました。

ひとりでも多くの人がHIV感染症に正しい知識を持って早期発見・治療に努めましょう。早期発見は本人の健康回復に寄与するだけでなく、社会における感染拡大の防止になります。

2018.5.21 

梅毒患者、県内は47人に…最多の昨年を超すペース 女性は20代、男性は40代が多く 早めの受診を

2018年5月6日(日) 埼玉新聞より抜粋

今年に入ってから4月15日までの県内の梅毒の感染患者届け出数が47人に上り、現行の統計方法になった1999年以降最多で、初めて200人を超えた昨年の同時期(45人)を上回るペースとなっていることが県への取材で分かった。県は、体の不調があれば早めに受診するよう呼び掛けている。

 保健医療政策課によると、第15週(4月9〜15日)までの届け出数は47人で、前年の第15週(4月10〜16日)の45人を上回った。年間の届け出数は2013年ごろまでは20〜30人ほどで推移したが、14年は51人、15年は108人、16年は193人、17年は232人と増加を続けている。女性は20代、男性は40代が多い傾向にあるという。

 同課は「早期に発見すれば治療と感染拡大の防止につながる。気になる人は早めに検査を受けてほしい」と呼び掛けている。

 梅毒は性的な接触などでうつる感染症で、病原菌の「梅毒トレポネーマ」が感染源。妊娠中や出生時の母子感染などもある。性器や唇などに赤い発疹が生じ、放置すると脳や心臓に重い合併症を起こすこともある。妊婦では早産や死産などの危険がある。

2018.5.7 

梅毒急増、医師届け出項目に「性風俗従事歴」追加

毎日新聞2018年4月17日 19時00分

患者が急増している梅毒の感染経路を分析するため、厚生労働省は医師に義務づけている患者発生の届け出項目に、性風俗産業の従事歴などを加えることを決めた。来年にも届け出書を変更して実態を把握し、対策に生かす。
 
厚労省によると、患者届け出件数は2010年以降、増加傾向にある。17年は5820件(男性3925件、女性1895件)で44年ぶりに5000件を超えた。16年は、男性は20〜40代の各年代で700〜800件に上る一方、女性は20代だけが715件で突出し、3年で10倍に増えた。性風俗産業の従事者がリスクにさらされているとの指摘もあり、性風俗の従事歴や利用歴の記載を求める。

 また妊婦や赤ん坊の感染が増えているため、妊娠の有無の項目も追加する。梅毒は性的接触で感染し、抗菌薬で治療できる。妊婦が治療しないと死産になる可能性がある。

2018.4.23 

若い女性の梅毒患者が急増している理由…コンドーム着用でも安心禁物、誰でも感染のリスク

街に真新しいスーツを着たフレッシャーズが溢れる4月。新社会人となった男性諸君の中には、意気揚々と「大人への階段」を上るものも多いと聞く。都内風俗店で働くA子さん(22歳)によると「春は、大学卒業や新社会人の記念にみたいなノリで初めて風俗を利用してみたというお客さんが増えます」という。筆者が若い頃は、新入社員に夜の遊びをレクチャーする先輩社員がいたのも事実であり、今も昔も男性諸君の好奇心は不変なのかと「男のロマン」さえ感じる。風俗に限らず、性への好奇心はあってこそ健全ともいえるが、好奇心を探求する前に今一度、正しく認識してほしいことがある。それは「性感染症」についてである。

 1990年代以降、梅毒の患者数は年間1000人を下回っていたこともあり、昔の病気と考える人も多いが、それは間違った認識である。近年、梅毒患者は増加の一途をたどり、2013年には1200人を超え、17年には5770人と急増している。特に若い女性に感染が広がっている状態にあり、梅毒の脅威は身近にあるという認識を持っていただきたい。
コンドームは万能ではない

 性感染症は、梅毒だけではない。クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、HIV感染症などが挙げられる。

 このほかにも、性感染症と認識する人は少ないかもしれないが、B型肝炎、C型肝炎も性交渉によって感染する可能性がある。性感染症は、粘膜から主に体液を介して感染する。コンドームの使用は、性感染症の感染予防に有効であることは間違いない。男性諸君には、性交渉の際は、たとえ相手の女性が「コンドームを使用しなくていい」と言ったとしても、必ず着用してほしい。

 しかし、コンドームを着用したからといって100%安心とはいえない。それは、オーラルセックスをすれば感染の危険が増大するからである。口の中に傷などがあれば、その傷口からウイルスが侵入し感染してしまう。また、性器ヘルペスのように、体液だけでなく症状が出ている患部と皮膚の接触によって感染するものもある。感染予防にはコンドームの使用とともにオーラルセックスを控えることが有効といえる。

 20人に1人がクラミジアに感染しているとのデータもあるように、性感染症は性交渉がある人なら誰もが感染する可能性があるといってもいい。定期的な検診で早期に感染に気づいて治療することが大切である。性感染症を治療せずにいると、性器の炎症部からほかのウィルスなどに感染しやすくなってしまう。たとえば、HIVウィルスの感染力は低いが、粘膜に炎症があればそこからウィルスが侵入しやすくなり、感染の危険性は何倍にも増大する。性感染症の感染リスクは、クリーンな性交渉で低くすることができる。風俗での遊びでも同様に自己管理が大切だ。

 また、当然ながら風俗の利用にはマナーがある。

「乱暴な言動はルール違反です。なかには気持ちがノってしまってのことだと思いますが、過剰サービスを求めるお客さんもいます。それはルール違反なので、マナーを守って遊びに来てほしいです」(A子さん)

 筆者は、好奇心の探求は男性に活力を与えるものと理解しているが、気づいた時に思わぬ代償に苦しむことがないようにしていただきたい。

2018.04.17 =ビジネスジャーナルより抜粋=

2018.4.17 

HIV感染、昨年は1407人...すでにエイズ発症していた患者が415人

2018年3月19日 読売新聞

厚生労働省のエイズ動向委員会は16日、2017年の1年間に新たにエイズウイルス(HIV)への感染がわかった人が、計1407人とする速報値を発表した。

 前年より41人減ったが、同委員会は「感染の拡大を抑えられているかどうかは、今後の様子を見る必要がある」としている。内訳は、すでにエイズを発症していた患者が415人、未発症の感染者が992人だった。

2018.3.22 

HIV感染者と患者が過去2番目の54人に 昨年の福岡市 [福岡県]

2018年03月02日 06時00分

 福岡市は、2017年の1年間に市内の医療機関から報告があった新たなエイズウイルス(HIV)感染者と発症したエイズ患者の合計が、前年比14・3%減の54人だったと発表した。1989年の調査開始以来、過去最多だった昨年に次ぐ2番目の多さだった。

 内訳は、感染者39人(男性38人、女性1人)、患者15人(全て男性)。感染経路は、同性間の性的接触が38人で全体の約7割を占めた。

 HIVは、感染しても自覚症状がない時期が数年続くため、気付いていない感染者も多い。一方で、医療の進歩で早期の発見、治療で発症を大幅に遅らせることができるという。

 
=2018/03/02付 西日本新聞朝刊より抜粋=

2018.3.2 

梅毒患者が急増 HIVとの重複感染も検査を

2018年2月24日06時00分 朝日新聞デジタル

 梅毒は保健所へ全件報告することが義務付けられており、感染者数の推移が毎月報告されています。その数を1999年からまとめている感染症発生動向調査によると、509件だった2003年までは減少傾向でしたが、その後、ゆるやかに増加傾向となり、12年から13年には1・4倍と増加しました。15年には初めて報告数が2千件を超え、16年(概数)は4559件となっています。

 感染者数の6割以上を男性が占めており、MSM(men who have sex with men、男性間性交渉者)を中心とした感染の拡大と考えられてきました。しかし、14年には若年女性が4年前と比較して5倍に急増しており、男女間における感染の拡大が懸念されています。

 梅毒の感染は主に性行為でおこります。予防するためには避妊具を着用すること、不特定多数との性行為を行わないことが重要です。オーラルセックスによっても感染する場合があります。

 また、梅毒に感染している場合、同時に複数の性感染症に感染している場合があります。近年、梅毒感染者の一部にHIVの重複感染がみられることが問題となっています。性感染症に罹患(りかん)した場合は、他にも感染していないか検査を受けることも重要です。

 梅毒の初期症状は、感染後約3週間でみられる陰部などの硬いしこりと潰瘍(かいよう)です。その後無症状の期間を経て、数週間から数カ月後に全身の赤い斑点やブツブツ、陰部の平らなできもの、口の中の赤みなどがみられます。陰部や口の中の症状は強い感染力があります。疑わしい症状がある場合は、すぐに皮膚科・産婦人科・泌尿器科などを受診してください。

 梅毒は過去の感染症ではありません。発展途上国のみならず、日本以外の先進国でも拡大が問題視されています。予防や早期の受診を推奨することが感染拡大を防ぐ上で大切です。

2018.2.26 

検査結果確認画面リニューアル(スマートフォン・タブレット用)

いつも予防会をご利用頂き、誠にありがとうございます。

予防会では1月23日より、検査結果確認画面をスマートフォンやタブレット用に
リニューアル致しました。

スマートフォンやタブレットで検査結果確認画面へアクセス頂ければ、自動でリニューアルした
検査結果確認画面に繋がります。
※URLの変更は御座いませんので、お気に入りなどの再設定は不要です。


予防会はお客様へより一層のサービス向上に取り組んでまいります。
今後ともご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2018.1.23 

急増する「梅毒」…20代女性などで増加 放置すると脳や心臓に合併症も 早期検査を

2018.1.23 09:58 産経ニュース

性行為などで感染する梅毒の患者が急増している。症状に気づかずに進行してしまうことが多く、放置すると脳や心臓に合併症を引き起こすことがある。国立感染症研究所によると、平成29年の患者報告数は現行の集計となった11年以降で初めて5千人を突破。専門家は注意を呼びかけている。(油原聡子)

 性器や口などにしこり・ただれ

 梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌が原因で起きる感染症だ。主に性交渉によって感染する。

 感染後10日から3週間ほどで、性器や口など病原体が侵入した部位に、コリコリとしたしこり(硬結)やただれ(潰瘍)が起きる。治療しなくても症状は数週間で消えてしまう。

 東京都立駒込病院(東京都文京区)の今村顕史・感染症科部長は「ほとんど痛みがないことも多く、局部の見えにくい場所に症状が表れた場合には、気づかない可能性は高い」と話す。

 出現期間には個人差があるが、3カ月以上たつと、手のひらや足の裏など全身に発疹ができることがある。治療しなくても数週間〜数カ月で消えてしまうが、症状がないまま全身で進行してしまい、その後、心臓や神経などに異常が表れることも。「進行すると、失明したり、認知症のような症状が出たりすることもあります。早期発見が大切」と今村医師。

 治療には、ペニシリン系の抗生物質を数週間から2カ月程度服用する。早期に治療すれば完治するが、感染からの経過が長いと長期の治療が必要だ。

昨年は初の5000人突破

 感染研によると、29年の梅毒の患者報告数(速報値)は5770人と、現行の集計になった11年以降初めて5千人を突破した。都道府県別では、東京が1771人と最多で、大阪833人など都市部で広がっている。

 特に20代を中心とした女性の間で増加。感染が広がっている年齢が妊娠・出産の時期と重なることから、危惧されているのが「先天梅毒」だ。妊娠中の女性が感染すると、流産や早産などの原因になるだけでなく、赤ちゃんに先天性の障害を引き起こすことがある。

 産婦人科医で、日本家族計画協会の北村邦夫理事長は「梅毒が拡大している理由は分かっていない」と話す。「SNSの利用など風俗業の業態が変化し、病気の検査をしていないケースが増えた」「梅毒蔓延(まんえん)国から持ち込まれている」など諸説あるという。

 北村理事長は「梅毒はかつては大変恐れられていたが、過去の病気という認識が強かった。最近はメディアなどでも取り上げられ、医療従事者が気づくようになったのも大きい」と指摘。「世界で標準治療とされる注射薬が日本では使えないことが、感染を加速させてはいないだろうか」

 この注射薬は日本で使用できた時期もあったが、過去に重篤な副作用が報告されたことなどから使えなくなった。しかし、1回の投与で済むため、治療長期化による脱落を防ぎ、感染防止に歯止めがかかるとして、国内での“使用解禁”も期待されている。

 完治しても再感染

 予防のためにはどうしたらいいのだろうか。

 梅毒は、感染した部位と粘膜や皮膚が接触することでうつる。口腔(こうくう)性交や肛門性交により、口内や肛門、直腸に感染することもある。今村医師は「コンドームの使用が有効ですが、コンドームが覆わない部分の皮膚で感染が起こる可能性がある。症状に気づいたら早期に医療機関を受診してほしい」と話す。

 
 今村医師は「梅毒は治療で完治しても、また感染してしまう。パートナーと一緒に治療を進めてほしい」と話している。

=産経ニュースより抜粋=

2018.1.23 

本日は通常通り診療を行います

昨日は降雪の影響により診療時間変更となり、
ご利用の皆様方にはご迷惑をお掛け致しました。
誠に申し訳御座いません。

本日は通常通り診療を行います。

2018.1.23 

梅毒が全国的に流行、特に女性患者が急増

2018/01/17 19:31 MBS NEWS

 大阪府で去年1年間に梅毒に感染した人の数が847人と発表されました。特に女性は
7年前に比べて約50倍に増えています。

 大阪府は17日、府内で去年1年のうちに梅毒に感染した患者数が男性515人、女性
332人と発表しました。2011年と比較すると男性は約7倍、女性は50倍ほどに急増です。
年代別では男性では20代から40代。女性は20代に特に多いという事です。

 「自分が梅毒にかかっている自覚がない人がいる。早急に手を打って、右肩上がりでは
なく下がってくる、収束させることをやりたい」(大阪府 松井一郎知事)

 梅毒を放置すると脳に重大な合併症が起きる可能性があるといいます。梅毒は全国に
流行していて、国の調査で大阪府は感染した人の割合が東京、岡山に次ぐ3番目に高いと
いうことです。大阪府は流行の詳しい原因はわからないとしています。

2018.1.19 

平成29年の長野県の梅毒感染30人 33年ぶりの多さ 女性患者増

2018.1.17 06:58産経ニュース


全国で流行している性感染症の梅毒をめぐり、平成29年の長野県内の感染患者届け出数が総計で30人に達したことが、県保健・疾病対策課の集計で分かった。感染症法に基づく「感染症情報」調査が始まった平成11年4月以降、最多となる。

 同法施行前の伝染病予防法による調査との比較でも昭和59年と並び、33年ぶりの届け出数だった。

 同課によると、患者届け出数はこれまで、10件前後で推移していたが、平成27年に15件、28年に20件を記録し、3年連続して過去最多を更新した。女性は20代、男性は40〜50代に多く、特に女性患者の増加が目立つという。

 同課は、感染拡大の理由として、性病に対する知識の欠如などを挙げ、「早期に発見すれば治療と感染拡大の防止につながる。

=産経ニュース記事より抜粋=

2018.1.17 

梅毒5千人、初めて突破 患者最多は東京 若い女性らに感染拡大

2018.1.5 06:57 産経ニュース

性行為などで感染する梅毒が若い女性らに広がり、国立感染症研究所の集計によると平成29年の患者数は、現行の集計方式となった11年以降で初めて全国で5千人を超えたことが分かった。うち3割を占め、患者数が最多の東京都は感染拡大に歯止めをかけるため、30年度から検査態勢拡充などの対策に本腰を入れる方針だ。


同研究所によると、29年12月17日までに報告された患者数は5534人。都道府県別で見ると東京都が1705人と最多で、大阪府(788人)愛知県(325人)神奈川県(312人)など都市部で目立つ。


梅毒は梅毒トレポネーマという細菌が原因で起きる感染症。抗菌薬で早期に治療をすれば完治するが、放置して進行すると脳や心臓に合併症を引き起こす。


梅毒は近年、特に20代の女性で増えているとされ、母親が妊娠前や妊娠中に感染すると、胎盤を通じて胎児も感染する「先天梅毒」になり、生まれた赤ちゃんが死亡することもある。

2018.1.5 

「梅毒」急増中の日本、世界は「淋病」制御不能時代を危惧

日本の国立感染症研究所の発表によれば、日本の梅毒感染者は11月下旬までの速報値で5千人を超えた。5千人超えは昭和48年以来で44年ぶりだ。増加傾向にあるのは日本だけでなく、米国でも梅毒感染者は急増中で、米疾病対策センター(CDC)によると、2000年に6千人だったのが、16年には約2万7800人となった。ただ米国の場合、性感染症のうち梅毒より深刻なのはクラミジアや淋病だという。特に淋病に関しては、既存の抗生物質が効かない症例が世界的に増加しているようだ。

世界的な脅威に

 世界保健機関(WHO)は今年7月、既存の抗生物質に耐性を持つ「淋菌」(淋病の病原菌)が増えており、淋病が制御できない状況に陥る可能性がある、との声明を発表した。

 抗生物質に耐性があるという、いわゆる「スーパー淋病」に関しては、2012年の段階で、WHOが世界的に拡大していると警告を発出。ロイター通信は当時、08年に京都で確認された症例について研究者らが報告し、世界的な脅威になる恐れを指摘したと報じていた。

 淋病は、淋菌の感染による性感染症で、尿道炎などを引き起こすが、治療しないと骨盤感染症や子宮外妊娠、死産や不妊などにつながる可能性がある。また、何度も再感染することもある。

豪州でも深刻
淋病感染者は世界で毎年約8000万人に上るといい、CDCによると、米国では2016年に約47万人が感染した。ちなみに米国の場合、性感染症のうち、最も患者数が多いのはクラミジア症で約160万人だった。

 淋病の深刻な状況はオーストラリアでも報告されている。

 米CNNによれば、オーストラリアの16年の淋病感染者は2万3800人超となり、5年間で6割以上も増加した。内訳は、男性が約75%。年齢別での感染率では、男性は20代、女性は15〜24歳が最も高かった。さらに大都市圏では12年から16年にかけての感染率が99%増加したという。

 オーストラリアでの症例でも抗生物質が効きにくくなっていることが判明しており、淋病が治療不能になることへの危機感が叫ばれているようだ。世界的に広がりをみせる淋病に対し、WHOなどは新薬の開発が急務だとしている。

梅毒、早めに受診を

 一方、日本で急拡大中の梅毒は、主に性行為で感染し、性器や唇などに赤い発疹ができる。抗菌剤で治療できるが、放置すると脳や心臓に重い合併症を起こすこともある。

 国立感染症研究所が11月に発表した速報値によると、感染者は東京1561人、大阪703人、愛知310人、神奈川286人、福岡202人−などで、都市部に多い。

 厚生労働省は「早期発見すれば治療と感染拡大防止につなげられる。不特定多数との性行為など、気になる人は早めに受診してほしい」と呼びかけている。

2017.12.24 15:00 産経WESTより

2017.12.26 

今年も記録更新!梅毒の流行が止まらない! 47カ月連続で前年同月超え、先天梅毒の報告例も増加傾向に

2017年12月25日 日経メディカルより

2011年から増加の一途をたどる梅毒は、2017年12月17日時点で5534人となり、感染症法による感染症発生動向調査が始まった1999年以降で過去最多を記録した(図1)。5000人を超えるほどの大流行は、1970年初頭以来初めて。2010年の報告数は621人で、わずか7年間で9倍に増えてしまった。2014年1月から47カ月連続で前年同月実績を上回っており、梅毒の流行はまさに異常事態といえる段階に入っている。

止まらない梅毒流行に危機感を抱いた厚生労働省も、対策に乗り出している。昨年からは美少女戦士セーラームーンとコラボレーションし、「検査しないとおしおきよ!!」とのキャッチコピーを掲げたポスターやリーフレットを作成するなど、啓発活動に躍起だ。また、年内にも公開される「性感染症に関する特定感染症予防指針」の改正案には、梅毒を強く意識した内容が盛り込まれる。国立感染研究所も、ウェブサイト上に特設コーナーを設置し、日本の梅毒症例の動向について発信し続けている。

 その感染研のデータを振り返ると、異性間の性行為による感染拡大が、梅毒の流行に拍車を掛けている可能性が見えてくる。感染経路別に見た場合、男性では2012年以降、異性間の性行為による感染と同性間の性行為による感染がいずれも増加しているが、特に2014年からは異性間の性行為による感染が急増している。一方で女性は、2013年から異性間の性行為による感染が急増しており、異性間の性行為による感染が急増していることを裏付ける。

感染研は、「先天梅毒児の臨床像および母親の背景情報」と題する暫定報告を発表している。それによると、2013年から20歳代を中心とした女性の梅毒報告数が増加しており、これに伴って先天梅毒の報告例も相次いでいる。2013年に4例だったが、2014年には10例、2015年に13例、2016年にも14例と増加傾向にある。

 性感染症に詳しい、そねざき古林診療所(大阪市北区)の古林敬一氏は、梅毒の総数が増えると、非典型例も増えてくることが予想されると指摘。「見逃しを防ぐため、どの診療科においても初診や入院時に梅毒抗体検査をできるだけルーチン的に実施することが肝要と思われる」と話している。

 また、2016年に報告された先天梅毒が14例と近年にない多さだったことから、「妊娠中後期の母体感染による先天梅毒を予防するための方策を、検討する時期に来ているのではないか」とも、同氏は指摘している。

 男性の同性間から異性間感染への拡大、若い女性の異性間感染の急増、そして先天梅毒児の増加傾向と、日本の梅毒は2017年から危機的状況に突入したといっても過言ではなさそうだ。

2017.12.25 

HIV感染症・エイズ予防への募金ありがとうございました。

皆様からお預かりいたしました募金は12月1日の世界AIDSデーに合わせ、11月30日に「公益財団法人 エイズ予防財団」へ寄付させていただきました。

寄付金額合計: 60,639円

内訳
新宿クリニック        : 32,620円
新宿サテライトクリニック   :  4,692円
川崎クリニック        : 10,245円
横浜クリニック        :  6,982円
福岡クリニック        :  6,100円


たくさんの方々に募金をしていただきありがとうございました。
スタッフ一同、深く感謝いたしております。

2017.12.11 

梅毒の感染者、今年5000人超す…44年ぶり

読売新聞
11/28(火) 13:51配信

重症化すれば失明など深刻な障害につながる恐れもある性感染症の梅毒に感染した人が、今年1月から11月19日までの累計で5053人となったことが、国立感染症研究所のまとめで分かった。

 国の伝染病統計などによると、感染者数が年間5000人を超えるのは1973年以来44年ぶり。

 感染者数は、東京都で1561人、大阪府で703人、愛知県で310人など、都市部で多くなっている。国や専門家らは、検査による早期発見や不特定多数との性行為を避けるなど、予防を呼びかけている。

 梅毒は、戦後間もない1940年代後半には国内で20万人以上の患者がいたが、抗菌薬が普及して減少。近年の感染者数は年数百人程度で推移していたが、2011年頃から増え始めた。梅毒に感染すると性器のしこりや赤い発疹など、時期ごとに特徴的な症状が出る。症状は数週間で消え、症状が出ないケースもある。重症化すると失明や意識障害などを引き起こす。

2017.11.28 

HIV感染・患者、沖縄2017年は29人 過去3番目の多さ

沖縄タイムスプラス
2017年11月28日 08:17

2017年に沖縄県内で新たにHIV感染者、エイズ患者と報告されたのは26日現在で、計29人(16年22人)となり、過去3番目に多いことが県地域保健課のまとめで分かった。そのうち診断時に既にエイズを発症している患者は8人(27・6%)で、全国平均約3割と比較し、2年連続で低くなっている。最多は14年の33人、次いで07年の32人。
同課の担当者は「新規の増加は医療機関での積極的な声掛けなど、心当たりのある方が早めに検査を受けた結果だと考えられる。検査の結果、HIVに感染していても、早期に発見し適切な治療を始めれば、エイズ発症を回避することができる」として、早期の検査と治療を呼び掛けている。

 17年の新規報告者は全て男性で、年代別では20代が13人と最多で、次いで40代が8人、30代と50代以上が4人ずつとなっている。感染経路は男性同性間の性的接触が19例と最も多く、異性間の性的接触が4例、不明が6例となっている。

 統計を取り始めた1987年からの累計はHIV感染者242人、エイズ患者126人の計368人となった。

 また、26日現在の県内の梅毒患者数は男性26人、女性7人の計33人で女性は1999年以降、最多の報告数となっている。

 =沖縄タイムスプラス記事より抜粋=

2017.11.28 

梅毒患者過去最多。「身に覚えがない」が最も危険

「過去の死病」が復活しています。抗生物質ストレプトマイシン発見により治るようになった結核が「再興感染症」として、同じくペニシリンで生還できる梅毒が。特に後者の患者数は近年、爆発的とすら表現し得る増加を示し、11月、2017年は今の方法で統計を取り始めた1999年以来最多を記録したと国立感染症研究所の集計でわかりました。約10年間500人から700人で推移していたところ11年に800人台、13年に1200人台、14年1661人、15年2690人、16年4559人と物凄い勢いで増えていて収まる気配もありません。何が起きているのでしょうか。

文字通りの性交渉以外でも感染する
 患者数とは医療機関からの報告数なので「日本で梅毒が大流行」とは言い切れません。ここ数年増えているというニュースに接して診察を受ける人も増加したとか、後述するように見逃していた医師が注意深く診断し出した結果という可能性も大いにあります。とはいえ過去最多の感染症流行をのほほんと見逃していいはずがないのはいうまでもないところでしょう。

 梅毒トレポネーマという細菌による感染症で文字通りの性交渉ばかりかオーラルセックスやキスでも移り得ます。症状はまず3週間後に潰瘍やリンパ節の腫れが確認され2〜3カ月を過ぎると前身に赤い発疹がみられます。楊梅(ヤマモモ)に似ているのが病名の語源。

ワクチンもなく予防が難しい病
 厄介なのは症状が出てもまもなく治まってしまったり症状すら出ないケースも珍しくない点。「放っておいたら治った」「何もなかった」と勘違いしてしまうのです。実は潜伏期で長いと10年ほどで深刻な段階へ進みます。血管破裂(心血管梅毒)や神経のまひおよび知能の衰え(神経梅毒)が出現して最悪死に至るのです。

 ペニシリンの出現で初期段階ならば完治するようになって久しいがため軽視されがちでしたが実はワクチンがないので事前予防が難しいし、再感染する病でもあります。性器だけに効果があるコンドーム着用でも防ぎきれません。つまり予防手段は「禁欲」しかないのです。でもそれでは人類が滅亡してしまいますし現実的ともいえません。

愛が芽生えた瞬間に「血液検査を受けよう」と言えるか
 そこで国などがしきりに訴えているのが「検査しよう」で無料で受けられる機関も紹介されています。ここで問題なのは「身に覚えがない」ケース。厳密にいえば性的な接触はあったけど相手がごく普通の人で自らも風俗店で働くなどの過去を持たないといった場合です。

この「相手がごく普通」というのがどうやら問題の本質のようです。相手がキスすら経験していないならば安心ですけど、それはそれで一定の年齢以上だと「普通」ではなさそう。前記のように症状がないまま保菌者になっている可能性もあるので安心は禁物です。圧倒的に男性患者の方が多いので「移される」だけをくり抜いて考えれば女性がより警戒すべきという結論へたどり着きます。あくまで一般論ですが。

 素敵な相手に巡り会って「付き合おう」と決める前後に過去の性体験を根掘り葉掘り聞き出したり「交際するならば2人でまず血液検査(梅毒血清反応検査)を受けましょう」とはなかなか言い出せません。そもそも梅毒に限らずリスク云々を超えてカーッとなるのが恋愛ですから。

医師が見逃してしまう背景は?
 したがって、少なくとも結婚や出産を控えた「節目」には検査するのが望ましいでしょう。というのも妊娠中の感染は子どもへ先天性の障害が伝播するおそれがあるからです。梅毒は性病であるがゆえに恥ずかしいという思いが検査をためらわせる大きな理由でしょうし、若いうちの軽い気持ちの恋愛や、反対に不倫など隠しておきたい付き合いであれば一層気後れします。しかし梅毒トレポネーマに若気の至りも忍ぶ恋も関係ないのです。

 医療体制の再構築も急務です。治る病気となって数年前まで患者数も少なかったため主に皮膚科の医師が経験不足から症状を他の病と誤って診断しているかもしれません。また海外では標準治療となっているベンザチンペニシリンGの筋肉注射(1回)が副作用の不安から日本で使用不可となっているのを見直して解禁する動きももっと加速すべきでしょう。

Yahoo Japan News 坂東太郎 | 日本ニュース時事能力検定協会検定委員
11/12(日) 21:02

2017.11.14 

梅毒患者 現行統計で年間過去最多の4568人

NHK News Web より抜粋 10月31日 16時10分

性感染症の梅毒について、ことし全国の医療機関から報告された患者の数は今月22日までに4568人と、現在の統計を取り始めた平成11年以来、年間の患者数として最も多くなりました。専門の医師は「不特定多数との性交渉を避け、不安に思ったら医療機関を受診してほしい」と呼びかけています。

梅毒は細菌による感染症で、性的な接触などによって感染して発疹などの症状が出て、放置すると血管が破裂する原因になるほか、妊娠中の母親が感染すると子どもに重い障害がおきるおそれがあります。

国立感染症研究所によりますと、ことしに入って今月22日までに全国の医療機関から報告された梅毒の患者数は4568人と、現在の方法で統計を取り始めた平成11年以降の19年間で、年間の患者数として最も多くなりました。

都道府県別にみると、東京都が1423人と最も多く、次いで大阪府が624人、愛知県が277人、神奈川県が258人などとなっています。
去年の同じ時期と比べて患者数が大幅に増えた都道府県もあり、岡山県では去年より4.3倍の135人、広島県では2.9倍の109人などとなっています。

梅毒の年間の患者数は昭和20年代には20万人程度とされていましたが、抗生物質の普及とともに減少傾向を示し、平成9年には500人程度になりましたが、6年ほど前から再び増加に転じています。

梅毒の診療を長く続けている医師は「風俗産業に関わる人で増加し、最近では一般の若い女性や主婦でも増えている。梅毒は感染の初期は症状に気付きにくい特徴があり、不特定多数との性交渉を避けるとともに、不安に思ったら医療機関を受診してほしい」と話しています。

梅毒 初期は発熱や痛みなく梅毒 初期は発熱や痛みなく
梅毒は主に性的な接触で感染する細菌性の感染症です。

感染してから3週間から6週間の初期には、はっきりした症状が現れない潜伏期間があります。その後、梅毒の原因となる菌が侵入したところに潰瘍ができたり、リンパ腺が腫れたりしますが、発熱や痛みがないのが特徴です。

これらの初期症状は治療をしなくてもしばらくするとなくなってしまいます。

感染から3か月程度たつと、全身や手のひら、それに足の裏などに「バラ疹」と呼ばれる赤い発疹がでるほか、発熱や体のだるさを感じるなどの症状が出ますが、ほかの皮膚病と区別しにくいうえ、多くの場合、時間がたつとこうした症状も治まってしまいます。

そして感染から2年から10年程度が経過すると体に大きな腫瘍ができたり、血管の大動脈が破裂したりするほか、神経がまひして体が思うように動かなくなるケースもあるということです。

治療法がなかった戦前は体中に大きな潰瘍ができたり、死亡したりするケースもありましたが、抗生物質のペニシリンが開発された結果、治すことができるようになり、死亡する例はほぼなくなりました。

しかし、症状が出ていない時期でも性的な接触でほかの人に感染させる可能性があり、多数の人と性的な関係を持つことで感染を拡大させることが懸念されています。また、妊娠中の女性が感染するとおなかの中の胎児にも感染し、生まれた赤ちゃんに重い障害が残るケースもあります。

感染を防ぐためには不特定多数の人と性的な接触をしないほか、感染していないか定期的に検査を受けること、それにコンドームを正しく使うなどして予防することが大切だとされています。

性感染症を長く診療してきた医師は「症状が出てもしばらくしたらなくなったり、全く症状がなかったりと、梅毒は自分で気付きにくいのが特徴だ。これまで患者が少なかったため梅毒を診断したことがない医師もいるので、不安なことがあれば、なるべく経験が豊富な専門の医師にかかってほしい」と話しています。
患者数 平成23年ころから再び増加梅毒は、国内では昭和20年代に20万人を超える患者がいたとされ、症状が進行して死亡するケースも少なくありませんでした。

しかしその後、抗生物質が普及して薬で治るようになると患者数は減少傾向になり、平成9年には年間の患者数が500人を下回ったとされてきました。

こうした状況は10年以上続きましたが、平成23年ころから再び増加に転じ、年間の患者の報告数は平成25年に1228人と1000人を超え、おととしには2690人となり、去年は4559人と増えていました。

ことしも増加傾向が続いていて、今月22日までに4568人と、すでに去年1年間の患者数を上回り、平成11年に現在の方法で統計を取り始めてから最も多くなりました。

梅毒に詳しい、医師によりますと「患者の絶対数は男性が多いが、若い女性の患者も増えている。性風俗産業の従事者が多いが風俗店の利用者を通じ、性風俗産業と関係の無い一般の人にまで感染が広がるケースもあり、自分は無関係と思わず予防をしてほしい」と話しています。
夫から感染 「まさか自分が」東京都内に住む50代の会社員の女性は、先月ごろから微熱とだるさを感じるようになったといいます。かぜかと思い医療機関を受診しましたが、処方された薬を飲んでも症状は改善しなかったということです。

そのうち全身に赤色の発疹が突然現れ、不思議に思っていたところ、長期の出張をしている夫から「梅毒と診断された」と告げられました。そして、性感染症の専門医院で検査を受けたところ梅毒に感染していることがわかりました。赤い発疹は、感染から2か月くらいで現れる梅毒特有の症状でした。

この女性は「性感染症については一とおりの知識があったが、梅毒は昔の病気だと思っていてまさか自分がかかるとは想像もしていなかった。体調にも気を使っていたのに2か月も気がつかなかったのが信じられない」と診断を受けた当時のことを話しました。

この女性が夫に事情を問いただしたところ、数か月前、夫が性的なサービスを提供する風俗店を利用し、そこで感染した可能性が高いことがわかりました。

女性は、「自分には一生関係がないと思っていた性感染症になったのは本当にショックで、まだ心の整理がつかない。自分のように梅毒とは関係がないと思っている人も、知らないうちに感染する危険があることを多くの人に知ってもらい、これ以上感染する人が増えないようにしてほしい」と訴えていました。

女性は抗生物質を服用する治療をおよそ1週間前から行っていて、あと7週間程度薬を飲めば治る見込みです。

治療にあたった医師は「責任ある行動をとらないと梅毒をはじめとした性感染症を広げてしまうことがある。信頼している相手でも感染予防をすることが大事で、交際を始める時や結婚する時、あるいは妊娠を考えている時など、節目節目でお互いが性感染症の検査をして安心して関係性を進められるように『節目検診』をすることも勧めたい」と話しています。

2017.11.1 

梅毒感染、地方でも増加 岡山・熊本は昨年の3倍超

梅毒の感染が全国的に広がっている。国立感染症研究所が31日発表した患者数は、今年に入って10月22日までで計4568人。42年ぶりに4千人を超えた昨年1年間の4518人をすでに上回った。これまで多かった東京、大阪などの大都市以外の地方でも患者が増えている。

 感染研によると、都道府県別では、東京が最も多く1423人。次いで大阪624人、愛知277人、神奈川258人、福岡190人と続いた。地方でも患者の増加が目立つ。昨年38人だった岡山は135人、15人だった熊本は55人とそれぞれ3倍超に急増。広島109人、香川59人、青森57人、山口21人と、いずれも昨年の2倍を超えた。

 患者は2010年から増加。女性は20代に多く、男性は20〜40代に多い。性産業に従事する若い女性やその客となる男性の間で感染が広がっている可能性が指摘されている。

 梅毒は主に性行為で感染する。感染して3週間ほど後に陰部などに潰瘍(かいよう)ができ、1、2カ月後に全身に発疹が出る。妊婦が感染すると、流産や死産になったり、生まれた子どもの目や耳などに障害が出たりする。コンドームを使うことで感染のリスクを減らすことができ、治療にはペニシリンが有効だ。

 大西真・感染研細菌第一部長は「感染が各地に広がってきている。感染の恐れがある人は早く医療機関を受診してほしい」と話す。(土肥修一)

朝日新聞社 10/31(火)

2017.11.1 

九州でエイズ感染急増 16年福岡は61%増 佐賀、熊本過去最多

2017年09月19日 06時00分

福岡県を中心に、九州でエイズ患者やエイズウイルス(HIV)感染者が増えている。東京や大阪など都市部を含めて全国的には減少か横ばい傾向にあるだけに、九州の増加が目立つ。専門家は、感染者の多いアジアとの往来が増えてウイルスが持ち込まれるケースや、予防啓発活動の不十分さが一因とみており「危機的状況で、より効果的な予防啓発が必要だ」と警鐘を鳴らしている。

国のエイズ発生動向調査によると、2016年の福岡県のHIV感染者、エイズ患者の新規報告者数は、いずれも46人で計92人と過去最多。15年と比べて61%増えており、特に40代や50歳以上が増加している。佐賀計9人、熊本計19人も過去最多となった。16年の地域別では九州が計169人で32%増。これに対し、関東・甲信越は695人で4%増と横ばい、近畿は265人で11%減など、5地域は前年より減少していた(福岡県以外は速報値)。

新規報告者数(15年)で全国の感染者・患者の内訳は、日本人男性が約9割、感染原因は同性間性的接触が最多の約6割だった。福岡県も全国と同様の傾向だが、患者が3割程度の全国データに対して、福岡県の患者比率はほぼ半数で、発症してから報告されるケースが際立っている。

エイズ治療の九州ブロック拠点病院、国立病院機構九州医療センター(福岡市)のAIDS/HIV総合治療センターの山本政弘部長は「福岡での感染の広がりが九州全体に広がっている印象。患者の比率から、実際の感染者は報告よりもかなり多いはずだ」と指摘する。

山本部長は「感染、発症が分かっても、今は薬でウイルスの増殖を抑えられる。検査を受けて早期に発見・治療できれば、感染者自身の健康も維持でき、感染拡大のリスクも減らせる。心当たりがある人は早く検査に行ってほしい」と呼び掛けている。

=2017/09/19付 西日本新聞朝刊 より抜粋=

2017.9.22 

梅毒の患者数 約20年で最も多いペース

9月12日 NHK Newsより抜粋

性感染症の「梅毒」について、ことし、全国の医療機関から報告された患者の数は、今月3日までに3700人余りと、この20年近くでこの時期としては最も多くなっていることがわかりました。専門の医師は「薬で治るので気になる症状があれば速やかに受診してほしい」と呼びかけています。

「梅毒」は細菌による感染症で、性的な接触などによって感染して発疹などの症状が出て、放置すると血管が破裂する原因になるほか、妊娠中の母親が感染すると子どもに重い障害がおきるおそれがあります。

国立感染症研究所によりますと、ことしに入って今月3日までに全国の医療機関から報告された梅毒の患者数は3728人に上ることがわかりました。

現在の方法で統計を取り始めた平成11年以降の19年間では、患者数が最も多かった去年の、この時期をおよそ850人上回り、最も多くなっています。都道府県別にみると、東京都が1185人と最も多く、次いで大阪府が497人、愛知県が208人などとなっています。

梅毒の年間の患者数は、昭和20年代には20万人が報告されていましたが、抗生物質の普及とともに減少傾向を示し、平成9年には500人程度になりましたが、6年ほど前から再び増加に転じています。

梅毒患者の推移

梅毒は、国内では昭和20年代に20万人を超える患者が報告され、症状が進行して死亡するケースも少なくありませんでした。

しかし、その後、抗生物質が普及して薬で治るようになると患者数は減少傾向になり、平成9年には年間に報告される患者数が500人を下回りました。

こうした状況は10年以上続きましたが、平成23年ころから再び増加に転じ、年間の患者の報告数は平成25年に1228人と1000人を超え、平成27年には2690人、去年は4559人と大幅に増えています。

ことしも、報告される患者数は増加傾向が続いていて、今月3日までに3728人と、去年の同じ時期を850人余り上回って、現在の方法で統計を取り始めた平成11年からの19年間ではこの時期としては最も多くなっています。


梅毒 症状など特徴は

梅毒は、主に性的な接触で感染する細菌性の感染症です。

梅毒は感染してから3週間から6週間、はっきりした症状が現れない潜伏期間があります。

その後、梅毒の原因となる菌が侵入したところに潰瘍ができたり、リンパ腺が腫れたりしますが、発熱や痛みがないのが特徴です。これらの初期症状は治療をしなくてもしばらくするとなくなってしまいます。

感染から3か月程度たつと、全身や手のひら、それに足の裏などに、赤い発疹がでるほか、発熱や体のだるさを感じるなどの症状が出ますが、これも時間がたつと、ほとんどのケースで症状がおさまってしまいます。

感染から2年から10年程度が経過すると体に大きな腫瘍ができたり、血管の大動脈が破裂したりするほか、神経がまひして体が思うように動かなくなるケースもあるということです。治療法がなかった戦前は死亡するケースも少なくありませんでしたが、今では抗生物質のペニシリンで治すことができるようになり、死亡する例はほぼなくなりました。

しかし、症状が出ていない時期でも、性的な接触でほかの人に感染させる可能性があり、不特定多数の人と性的な関係を持つことで感染を拡大させることが懸念されています。また、妊娠中の女性が感染するとおなかの中の胎児にも感染し、生まれた赤ちゃんに重い障害が残るケースもあります。

感染を防ぐためには不特定多数の人間と性的な接触をしないほか、感染していないか検査を受けることやコンドームを正しく使うなどして予防することが大切だとされています。

都道府県別の患者数

今月3日までに報告された梅毒の都道府県別の患者数は次のとおりです。

北海道73人、青森県51人、岩手県10人、宮城県40人、秋田県5人、

山形県7人、福島県36人、茨城県30人、栃木県43人、群馬県43人、

埼玉県139人、千葉県91人、東京都1185人、神奈川県207人、新

潟県14人、富山県10人、石川県16人、福井県14人、山梨県6人、長

野県19人、岐阜県47人、静岡県53人、愛知県208人、三重県40人

、滋賀県19人、京都府54人、大阪府497人、兵庫県128人、奈良県

19人、和歌山県13人、鳥取県6人、島根県0人、岡山県103人、広島

県88人、山口県14人、徳島県9人、香川県52人、愛媛県28人、高知

県12人、福岡県170人、佐賀県12人、長崎県8人、熊本県52人、大

分県10人、宮崎県8人、鹿児島県15人、沖縄県24人

2017.9.14 

性行為感染症(STD) 性行為以外でうつることも

朝日新聞
2017年9月10日06時00分


性行為感染症(STD)は、性行為によって感染する病気の総称、いわゆる性病です。

ただし注意してほしいのは、「性行為でしかうつらない病気」という意味ではないことです。性行為に近い行為や、他人の唾液(だえき)やせき・くしゃみのしぶきなどが偶然、口や目に入ったりしても感染する可能性はあるのです。また、消毒処置が不十分なままでのピアスの穴あけや、刺青の刺入(しにゅう)でも感染があり得ます。

ですから、万が一STDにかかったとしても、必ずしも性行為のパートナーのせいとは言い切れません。性行為とは無関係に、知らないうちに自分がSTDになったかもしれませんし、同じようにSTDになったパートナーから性行為を通じてうつされた可能性もあるからです。

STDはたくさんあります。代表的な病気は、クラミジア感染、性器ヘルペス、梅毒、淋病(りんびょう)、細菌性膣症、B型肝炎、後天性免疫不全症候群(エイズ)などです。

このうち、現在の日本でとくに頻度が高いのは、クラミジア感染、性器ヘルペス、梅毒です。

免疫機能を破壊するエイズは怖い病気ですが、原因となるエイズウイルス(HIV)は、唾液(だえき)からは感染せず、避妊具なしの性行為か血液に接触しない限りうつるものではありません。

日本で最も流行しているSTDであるクラミジア感染症はとくに若い女性に多く見られます。女性の方が性器の構造上感染しやすいのです。

クラミジアは感染しても約8割が無症状です。たとえ症状が出たとしても軽く、1〜3週間の潜伏期の後、おりものの増加や下腹部の痛みなどが出る程度です。しかし、感染に気づかずにいる間にパートナーにうつしてしまったり、生殖器の感染症として重症化したりすることがあります。男性には、排尿時の痛みやうみが出るといった症状がみられます。

「性器ヘルペス」はヘルペスウイルス(況拭砲砲茲辰得犬犬泙后ヘルペスと言うと、唇やその周囲に水疱(すいほう)ができて痛がゆくなる「口唇ヘルペス」を経験した人がいると思いますが、それはヘルペスウイルス(儀拭砲原因です。口唇ヘルペスは疲れているときや体調の悪い時に出やすいですよね。

性器ヘルペスも似たようなもので、一般に無症状が多いのですが、疲れている時などに発症しやすくなります。男性の症状は2〜10日の潜伏期の後発症し、性器のかゆみや小さな水泡が生じます。それが破れると潰瘍(かいよう)となり、排尿時に痛みがあります。性器ヘルペスはオーラルセックスによっても感染し、口唇ヘルペスと同じく再発することもあります。

クラミジアもヘルペスも最近はオーラルセックスによる口腔(こうくう)・咽頭(いんとう)などへの感染が目立っています。口腔や咽頭粘膜は傷がつきやすいため、感染が容易なのです。とにかく重要なのは、不特定多数のパートナーを持たず、性行為時にはコンドームをつけることです。

2017.9.11 

梅毒の勢い止まらず、年間5000人突破の恐れも

9/6(水) 13:13配信


2010年から増加し続けている性感染症の梅毒の勢いが止まらない。

国立感染症研究所の最新集計(8月29日発表)によると、2017年第1〜33週(1月2日〜8月20日)の報告数(感染者届出数)は3446人に上り、前年同時期(2016年第1〜33週)の報告数2674人より約3割増えた。



【図】梅毒感染者届出数の推移(2010年〜2017年第33週)


第1四半期(第1〜13週)と第2四半期(第14〜26週)、つまり、2017年の前半6カ月で2500人を優に超えており、このままのペースで感染者が増え続ければ、年間5000人を突破する恐れもある。男女ともに増えているが、特に女性の増加が顕著で、2016年の報告数は2010年の約11倍に増えた。


●感染者数は6年間で7倍以上に増加

日本の梅毒患者は、1950年頃までは年間20万人以上にも上った。しかし、その後、ペニシリンによる治療が普及したことにより激減し、1990年代に入ってからは年間1000人を下回っていた。

それが2010年を境に増加に転じた。
2016年の報告数は4557人と、2010年の7.3倍。
男女別ではそれぞれ6.4倍、11.2倍で、女性の増加率が目立つ。
ただし、常に報告数の7〜8割が男性であることも忘れてはならない。

都道府県別に見ると、東京都が圧倒的に多いが、その周辺県や大阪府、愛知県などからも多数報告されている。

女性感染者の大半が15〜35歳だ。梅毒にかかっている女性が妊娠すると、早産や死産、重い胎児異常をきたす恐れがある。また、男女を問わず、梅毒を放置しているとさまざまな臓器が冒され、命が脅かされる。

感染の可能性を疑ったらすぐに検査を受け、感染していたら早期に適切な治療を開始する必要がある。だが、何より大事なのは、感染しないよう一人ひとりが注意することだろう。


不特定多数との性行為の増加が原因か

梅毒急増の背景には、不特定多数との性行為の増加があるとみられている。梅毒は、性的な接触(感染者の粘膜や皮膚との接触)などによってうつる。具体的には、性器と性器、性器と肛門(アナルセックス)、性器と口(オーラルセックス)の接触などが原因となる。

梅毒は、2010〜2013年ごろは男性間の性行為で感染するケースが増加していたが、2014年以降は異性間の性行為による患者が増えている。特に女性では、大多数が異性との性行為による感染だ。

梅毒の病原体である梅毒トレポネーマの感染力は非常に強い。しかも、初期症状(陰部、口唇などのしこりなど)を見逃してしまうことが多い。このため、感染を自覚しないまま相手にうつしてしまい、蔓延の原因となる。特に、早期梅毒(第1〜2期=感染後約3年間)の患者は、相手にうつす可能性が高い(1回の性行為で感染させる確率は約30%とされる)ため、性行為を控える必要がある。最近は、このように感染力の高い早期梅毒の報告例が男女ともに多い。


●コンドームの適切な使用でリスク減少、ただし万能ではない

梅毒の感染を予防するには、何より不特定多数との性行為を避けることが大事だ。性感染症に感染しているかどうか明確ではない相手との性行為では、コンドームの使用が不可欠だ。梅毒のさらなる増加を警戒する厚生労働省も「コンドームの適切な使用によりリスクを減らすことができる」と強調している。ただし、梅毒は陰部や肛門、口腔以外の場所にも潰瘍などの病変が生じるため、コンドームだけでは完全に感染予防できないことにも留意しなければならない。



 コンドームの使用に際しては、以下のような点に注意を払おう。

・使用期限を過ぎていないものを使う

・装着前に穴が開いていないかどうかを確認する

・精液溜めに空気が入らないよう装着する

・射精後、ペニスを腟から抜く時にコンドームが腟内に残らないようにする

コンドームの使用期限は通常は5年とされ、それを過ぎると劣化して破損のリスクが高まるので注意したい。高温多湿の場所に放置するなど、保管状態が悪い場合は劣化も早まる。

こうした感染予防策は、エイズやクラミジア、淋菌感染症など、梅毒以外の性感染症を予防することにもつながる。エイズの原因ウイルスであるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染者の約半数が梅毒に感染しているとの報告もある。自分とパートナー、さらに生まれてくる子どもを守るために、ぜひ感染予防に努めていただきたい。

(高橋義彦=医学ライター)

2017.9.6 

「いきなりエイズ」なお3割=HIV感染・発症1448人−昨年厚労省

厚生労働省は30日、2016年に分かったエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者が計1448人(確定値)だったと発表した。ほぼ横ばいで推移しているが、このうち患者は437人で、診断時に既に発症している「いきなりエイズ」は依然として3割に上った。


厚労省エイズ動向委員会は「早期治療だけでなく、感染拡大の予防につながるため、保健所などの匿名相談や検査を利用してほしい」と呼び掛けている。

感染経路は、同性間の性的接触が感染者で73%、患者で55%を占めた。世代別で感染者は20〜30代が多く、患者は50歳以上が3割に上った。保健所などでのHIV抗体検査は約11万8000件で、うち陽性は421件だった。

2017/08/30 時事通信

2017.8.31 

スマートフォンサイトオープンのお知らせ

いつも横浜クリニックのホームページをご利用頂き、誠にありがとうございます。

予防会の各クリニックのスマートフォンサイトがついにオープン致しました。

スマートフォンで予防会の各クリニックホームページをご覧頂きますと、自動でスマートフォンサイトが表示され、閲覧しやすくなりました。

今後も医療法人社団予防会はお客様へより一層のサービス向上に取り組んでまいりますので、今後ともご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2017.8.29 

過去の性病と侮るな 梅毒、20代女性患者が急増中 国内患者数6年間で7倍超

産経ニュース
2017.8.28

性感染症の梅毒の流行が近年、勢いを増している。とりわけ、20代の女性患者が急増中であることが気がかりだ。

流行の拡大を抑えるためには、社会がこの現状を知ることが必要だ。

医療機関には、分かりやすい情報提供に力を入れてもらいたい。予防知識の普及と併せて、受診と早期治療への流れを形成していくことが急がれる。

梅毒は、細菌のスピロヘータの一種であるトレポネーマ・パリダムによって起きる。

抗生物質・ペニシリンによる治療が始まった1940年代以降、感染者は世界的に減少していたが、今世紀に入って増加傾向が見られるようになっていた。

厚生労働省によると、日本では2011年ごろから増え始め、昨年の国内患者数は4500人に達した。10年には620人だったので、6年間で7倍以上という大幅増である。

そして、拡大ペースの加速ぶりが憂慮される事態となっている。一昨年の患者数は2700人だったので昨年はその1・7倍だ。1年間でほぼ2倍増である。

都道府県別の患者数は、東京が突出して多く、大阪、愛知、神奈川などがそれに続く。


患者の年齢層は、男性では20〜40代が多いのに対し、女性は20代が突出している。女性の場合は、出産年齢層と重なっていることが深刻な問題だ。妊娠中だと胎児も感染し、死産や奇形につながることがある。

日本産科婦人科学会の調査では11〜15年の間に、21人の先天梅毒の赤ちゃんが生まれ、うち5人が死亡、4人に後遺症という実態が把握された。

感染の可能性がある性的体験をした場合には、医療機関で診断を受けるべきだ。

梅毒の初期症状は感染後、3週間と数カ月後に表れる。しかし、痛みがなかったり、アレルギー症状などと似ていたりするので、無自覚のままパートナーへの感染の可能性が持続する。本格的な病変が皮膚や脳などに出現するのは数年後だ。

梅毒は早期の抗菌薬内服で治療できるが、感染の予防を第一に心がけたい。免疫ができないので何度でもかかる。把握されていない感染者も少なくないはずだ。流行は統計を上回る。梅毒を過去の性病と侮ってはならない。

2017.8.28 

広がる梅毒、母子感染も 昨年の報告数 42年ぶりに4000人突破

2017年8月8日 東京新聞


性感染症の梅毒患者の増加が止まらない。国立感染症研究所(感染研)の昨年1年間の報告数は4518人と、2011年の827人から急増。特に20代の女性の感染が目立ち、妊娠時期と重なって妊婦から赤ちゃんに母子感染する「先天梅毒」の報告も増えている。赤ちゃんが死亡したり後遺症が出たりした例も報告されており、産婦人科医らが危機感を強めている。 (細川暁子)

 梅毒は性行為やキスなど粘膜同士の接触により、「梅毒トレポネーマ」という細菌が体内に入ることで感染する。男女間、同性間、いずれの性的接触でも、男女ともに感染の恐れがある。予防にはコンドームの利用が有効だ。

 感染から二〜四週間ほどで性器や唇にしこりができるが、数ミリ〜数センチ程度で痛みがなく、一カ月ほどで消えるため見逃しやすい。四〜八週間後には手のひらや足の裏など、体全体に赤い発疹が出て、発熱やだるさを訴える人もいる。抗生物質を服用すれば治癒するが、免疫はつかず何度でも感染。治療を受けないと、神経が侵され手足のまひなど後遺症が出ることもある。

 感染研によると、昨年一年の感染者は四千五百十八人で、一九七四年から四十二年ぶりに四千人を超えた。六〇年代には一万人を超えていたが、その後は減少し二〇一〇年の患者数は六百二十一人だった。ところが一一年の八百二十七人から増加傾向に転じ、一四年が千六百六十一人、一五年が二千六百九十人と爆発的に増えている。

 患者が増えている背景はよく分かっていないが、愛知医科大感染症科の三鴨広繁教授は、患者らの証言から、性風俗店を利用する外国人客が増加し、感染を広げている可能性を指摘。発疹をじんましんと誤診された患者もいて、「医師の見逃しも感染を広げているのではないか」と推測する。

 昨年の感染者のうち約七割は男性で、年齢は二十〜四十代と幅広い。約三割の女性患者は半数が二十代。一一年ごろは男性同士の性行為による感染が多かったが、一三年以降は男女間での感染が目立っている。

 怖いのが、妊娠時期と感染が重なり、妊婦から胎内の赤ちゃんに菌がうつる「先天梅毒」だ。梅毒は胎盤を通じて母子感染する「トーチ症候群」のひとつで、赤ちゃんに障害が出たり死亡したりすることがある。一三年は四例だった先天梅毒の報告は一四年に十例、一五年に十三例、一六年に十四例と増加傾向にある。

 産婦人科医らも危機感を強めている。日本産科婦人科学会は昨年、全国の病院六百二十八施設を調査。二百五十七施設から回答があり、一一〜一五年の五年間に感染した百五十二人の妊婦を調べたところ、うち二十一人の赤ちゃんが先天梅毒になっていたことが分かった。赤ちゃんの五人は死亡、四人に後遺症が出たという。

 梅毒の血液検査は妊婦の定期健診に含まれており、早期に抗生物質を投与すれば赤ちゃんへの感染を防げる可能性がある。だが百五十二人の妊婦のうち、四分の一は健診を受けていなかった。調査に関わった日本大産婦人科学系の川名敬教授は、「経済的な理由や望まない妊娠などで妊婦健診を受けず、梅毒の感染に気付かなかった妊婦が多いのではないか」と推測。「梅毒患者の裾野が増えて、妊婦や赤ちゃんまで感染に巻き込まれている」と危惧する。

 感染をこれ以上広げないために重要なのは、患者がいち早く治療を受けることだ。梅毒の検査や治療は、男性は泌尿器科や皮膚科、女性は婦人科などで受けることができる。感染研の大西真・細菌第一部長は「不特定多数との性行為や風俗店の利用など、リスクの高い行動を取ったことのある人は、検査を受けてほしい」と話す。

2017.8.14 

ダイヤモンドオンラインの記事について

ダイヤモンドオンラインで 7/15 に新宿セントラルクリニックの記事が掲載されましたが当院の『新宿クリニック』と誤解されるような記載がありましたのでダイヤモンド社に記事の訂正をお願いしておりました。

7/18(火)に記事の訂正と謝罪がありました。

ダイヤモンド社より
http://diamond.jp/articles/-/135387?page=3

【お詫びと訂正】
本記事初出時、1ページ目の1段落目、「新宿クリニックの院長が逮捕される」とありましたが、「新宿セントラルクリニック院長が逮捕される」の、また2ページ目6段落目の「新宿クリニック」は「新宿セントラルクリニック」の間違いでした。お詫びして訂正します。(2017年7月18日)


記事を閲覧された方には、ご心配をお掛け致しました。

当クリニックと7/15に掲載された記事や新宿セントラルクリニックとは一切関係ありませんのでご安心してご来院下さい。

2017.7.18 

【お詫び】検査結果閲覧システムアクセス不具合について

日頃より当サイトをご利用いただき誠にありがとうございます。
アクセス障害に伴うサーバーの緊急メンテナンスのため、サービスを一時ご利用いただくことができませんでした。

7月18日(火)12時20分頃 復旧致しました。

ご利用の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

今後このようなことのないよう再発防止につとめてまいりますので、今後ともご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

2017.7.18 

ダイヤモンドオンラインの記事について

ダイヤモンドオンラインより 7/15 アップされた新宿セントラルクリニックの記事に当院の関連医療機関の『新宿クリニック』と誤った記載がありましたのでダイヤモンド社に訂正依頼を行っています。

現在、当院の関連医療機関『新宿クリニック』が記事に誤って記載されていますが医療法人社団予防会新宿クリニックとは一切関係は御座いません。

また、当院の関連医療機関、『新宿クリニック』、『新宿サテライトクリニック』と新宿セントラルクリニックは名称が似ておりますがこちらも一切関係は御座いません。

お間違いなさいませんようお願い申し上げます。

2017.7.15 

NHKにて梅毒の報道がありましたので抜粋して御案内します

”私、梅毒になりました”

NHK NEWS WEB 6月27日 14時27分 掲載から抜粋
ある国立大学の最寄り駅。待っていたのは、肩までの黒い髪に、紺色のスカートをはいたごく普通の女子大生でした。前日、NHKに「私は、梅毒になりました」というメールが届きました。「このままでは感染の広がりが止まらない。危険を知らせてほしい」彼女が思いつめたのは、自分が感染を広げてしまったかもしれないという後悔からでした。(ネットワーク報道部 岡田真理紗記者)

学費と生活費

女性が通っている国立大学は首都圏にある有名大学。大学に合格した時、親に迷惑はかけたくないと、学費と生活費は働きながら自分で払うと約束しました。学費は年間50万円ほど。奨学金は返済できるか自信がなかったので諦め、代わりにいろいろなアルバイトをしました。

しかし2年前、大学の学費を払い終えた後、家賃の支払いができなくなりました。足を運んだのは風俗店の面接でした。面接に行くと、1時間ほど説明を受けて、「もうお客さんがついたから」と言われました。店ではお客が払った料金のおよそ半額が女性の取り分。1日働いて数万円を手にし、家賃を払うことができました。


梅毒に感染 まさか自分が

それから2年間、複数のお店で働きました。どの店も「女性は全員、性病の検査していて安心」が宣伝文句でした。しかし実際は、検査結果の提出を求められたことは一度もなかったといいます。女性は去年の秋ごろから大学と仕事で精いっぱいで、検査に行っていませんでした。

すると、ことしに入って首にニキビのような発疹が現れ、腹部にも広がりました。慌てて検査に行くと「梅毒:陽性」でした。交際している男性はなく、お店で感染したとしか考えられませんでした。

「言葉にならないほどショックでした。梅毒の流行は知っていたけど、感染するとは思っていませんでした」と女性は言いました。「お客さんへの感染が心配」と店に伝えましたが、口止めされたといいます。「何も知らない、お客さんの奥さんや恋人に感染させてしまったかもしれない」と、いたたまれなくなりました。私は女性の話を聞き、風俗で働く人たちが情報交換をするインターネットの掲示板を見てみました。


“守ってくれない”

掲示板には、梅毒になったという人の投稿がいくつも出てきました。

「大々的にニュースで取り上げ、検査を義務化してほしい」「自分が治っても、お客さんに危機意識がなかったら意味がない」

風俗産業で働く人と支援者が、啓発活動や情報共有を行う団体「SWASH」の代表の要友紀子さんは、働く人を守る仕組みが必要だと指摘します。

「日本では、オーラルセックスなどの接客時にコンドームをつけない店がほとんど。働く人もお客さんも病気の危険にさらされています」

「風俗サービスの法律上の位置づけがグレーで例えば梅毒となっても働く人を誰も守ってくれない。やめさせることだけが解決策とされてしまいます。そうではなく求められているのは感染を防ぐ支援や対策です」

国立感染症研究所の調査では、10年前は718件だった梅毒の感染報告は、去年は4557件。爆発的に増加しています。特に20代前半の若い女性の増加が目立ちます。さらに取材を進めると、いまや感染の危険は風俗で働く人だけにとどまりませんでした。


彼氏としか、していなくても

東京のレディースクリニックの医師に話を聞くと、梅毒に感染する若い女性が急増したのはここ3年ほどだといいます。

「医師になって20年、梅毒は知識としては知っていましたが、患者を直接診察したことはありませんでした。それが、今では梅毒に感染した子が見つかるのは日常茶飯事です」

クリニックで梅毒への感染が確認されたのはこれまでおよそ150人。風俗で働いている女性とそうではない女性の割合は“50対50くらい“といいます。

「彼氏としか性交渉していないのに感染した女性もいます。感染者の半数以上が24歳以下と若い人たちです」


見過ごされる感染 “消える”梅毒

その梅毒。感染を引き起こすのは梅毒トレポネーマという菌。粘膜同士の接触で感染するため、セックスだけでなく、キスでも感染します。怖いのは梅毒の症状は、出ても消えてしまったり、まったく出なかったりすることです。

感染してまもない1期は、性器や肛門、口に3ミリから3センチ大のしこりができます。ところが痛みはなく、実はおよそ1か月ほどで自然に“消える“のです。ここで「しこりが消えた=病気が治った」と勘違いされるそうです。

2期は、手のひらや足の裏など、体全体に赤い発疹が出ます。これもかゆみや痛みはなく、放置すると“消える”のです。そして感染後、3年程度となる3期は全身に炎症が発生。4期は脳や心臓に菌が入り、死に至ることがあります。

痛みがなく、出ても症状が自然に消えてしまうこと。さらには、無症状の人も3割程度いること。これが感染が見過ごされ、ほかの人に広げてしまう大きな原因です。

さらに、梅毒は一度感染して抗体ができても、再び感染し進行します。釘島医師は「梅毒の診察経験がある医師が少ないため、違う病気と勘違いされ適切に治療されないケースも多い。診断するには、血液検査をするしかない。感染が拡大してまだ3年くらい。いまは3期まで進む患者はまれですが、症状が進行した状態で発覚するケースも今後は出てくるのではないか」と危機感を抱いています。

そしてもう一つ心配なことがありました。母子感染です。


母子にも感染 流産も死産も

匿名・無料で月2回、保健所で梅毒など性病の検査をしている新宿区。新宿区保健所の神楽岡澄係長は「妊娠適齢期の女性で梅毒が広がっている」と強く懸念しています。妊娠中に感染すると、流産や死産の原因となるほか、赤ちゃんに先天性の障害が出るおそれがあるからです。

母子感染による先天梅毒の報告数は、平成25年は4例で、平成26年は10例、平成27年は13例、去年は14例。「自分は配偶者や恋人としか性交渉がないとしても、その相手の以前の性交渉の相手が感染しているかどうかまではわかりませんよね。もっとさかのぼれば例えば元カノの元彼の感染の有無もわかりません。少しでも不安があれば、パートナーと一緒に検査を受けることをすすめます」(神楽岡係長)


消えない後悔

メールをくれた女子大生は、1か月にわたって薬を飲み続け、症状はおさまってきたといいます。

「私は誰かから感染させられた被害者かもしれないけれど、同時に自分も感染させた加害者かもしれません。私は直接”検査して”と言えませんでしたが、みんなに検査を受けてほしい」彼女は後悔の思いを込めてそう話していました。

2017.6.28 

今年の梅毒患者が2000人超、過去最悪ペースで感染拡大

TBS NEWS 6月13日

 性感染症の「梅毒」の患者の数が今年に入ってからすでに2000人を超え、1999年以降、最も速いペースで感染が広がっていることがわかりました。

 「梅毒」は、「梅毒トレポネーマ」という細菌に主に性的接触によって感染し、「しこり」や「ただれ」などの症状が出るほか、妊婦の場合、流産や死産のおそれがあります。


 国立感染症研究所によりますと、今月4日までに報告された今年はじめからの患者の数は2096人にのぼり、いまの届出方式になった1999年以降で最多だった、去年の同じ時期と比べても1.3倍と、過去最も速いペースで患者が増えています。


 都道府県別では東京が684人と最も多く、次いで大阪が271人、神奈川が123人でした。


 梅毒は2012年以降、患者数が5倍に急増していて、厚労省は「コンドームを適切に使用して、症状が出たら早期に治療してほしい」と呼びかけています。

2017.6.14 

梅毒の届け出数、「多くの地域で増加」
感染研、昨年同時期と比較

国立感染症研究所は23日、梅毒の届け出数などの分析結果を公表した。東京都は昨年の同時期より届け出数が減少した一方、多くの地域では増加していたと指摘。「報告数は依然として多い状態が継続している」として、早期発見・治療の重要性を挙げている。

 同研究所は、1月2日から4月2日までに梅毒と診断され、届け出のあった1105例(昨年同時期は933例)を調べた。都道府県別の分析では、昨年同時期と比べ、東京は減っていたが、千葉、神奈川、大阪、福岡などは増えていた。

 男女・年齢別の特徴については、「男性は幅広い年齢層から報告されていたが、女性は20代に多かった」と指摘。病型に関しては、感染力の高い「早期顕症梅毒」が男女共に多かったが、女性の異性間、男性の同性間は、症状の出ない「無症候」も多かった。

 梅毒は性行為時の接触感染が主流で、感染すると2−3週間後からリンパ節炎や皮膚症状が現れる。早期に発見して治療を行えば完治するが、治療しないと症状が段階的に進行し、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が生じるほか、中枢神経が侵されて死に至ることもある。妊娠している人が梅毒に感染した場合、流産や死産の原因になるほか、胎盤を通じて胎児が先天梅毒になる恐れもある。

(2017年5月23日 CBnews)

2017.6.6 

梅毒早くも1000例に

全国の梅毒患者の報告数が、今年初めから3月20〜26日(第12週)までで1013例と早くも千例を突破したことが、国立感染症研究所のまとめで分かった。

1974年以来の4千例超えとなった昨年でも、同週までの報告数は796例。今年はそれを200例余り上回るハイペースとなっている。

梅毒は60年代に報告数1万人を超えた時期があったが、その後減少。近年の急増では、若い女性の感染が増えたことは分かっているが、背景や原因は明らかでない。厚生労働省は研究班を設けて原因究明を進めるとともに、心配がある場合はパートナーと一緒に早めに検査を受けるよう勧めている。

2017年4月25日 (火)配信共同通信社

2017.4.26 
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